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都知事選で選挙割やるお店を募集します

選挙割とは(おさらい)

選挙割とは、投票をした証明を見せると、店舗で割引などを受けることのできるサービスです。

発祥は古いと言われていますが、ネットで確認できるのは、2004年に早稲田の商店街が始めた取り組みです。

その後、神奈川のワカゾウさんという会社さんが地元で始め、それが全国に展開する形で、この前の参院選では400店舗の規模になったと言われています。なお選挙割の選挙をカタカナで書くと、ワカゾウさんの商標登録に引っかかります。

他にも、今年の参院選では一風堂さんが参戦し、SNSでかなりの拡散効果を生んだようです。
2016参議院選挙に伴う「選挙割」実施のおしらせ(一風堂)

この選挙割、かつては投票当日のみのサービスであることも多かったものが、最近は期日前投票の伸びもあり、投票日以前(期日前投票期間)も対象になるのが一般的です。
その方がプロモーション効果もありますしね。

さらに投票日の後にも、サービス期間を取る所が増えています。
投票する日はやはり当日が多く、その日のうちに行ける店舗も限界があるので、これも自然な流れと言えます。

今回ですと、参院選が7/10投票だったことから、サービス提供をキリよく今月いっぱいにする所を見かけます。上記の一風堂さんもそのケース。

都知事選での選挙割は?

かくして一般にも認知が広がってきた選挙割ですが、今回の都知事選ではどうでしょう?

連続選挙で、さらに盛り上がってる?と思ったらそうでもなく、ネットを探してみても全く情報がありません。確かにまだ序盤戦ではありますが、それにしても無さすぎです。

これは、、、参院選で燃え尽きてしまったということでしょうか?

1つ考えられるのは、サービス期間の問題です。

7/10の投票に紐づくサービス提供期限が月末の場合、その最終日が7/31投開票の都知事選とモロ被ります。
複数の選挙割で店頭オペが混乱することも予想されます。

ならば同じ内容でそのまま延長すればい良いのでは?とも思いますが、7/31の投票に合わせて有効期限を8月に伸ばすと、1ヶ月以上のサービス期間となります。
ここでやり過ぎじゃん?という判断になる可能性もあります。

地元商店街のお店でやってるような場合は、紙を印刷したりステッカーを貼ったりなど、それなりに「面倒」なことになってるかもしれません。それだと、続けてもう一回!という気にはならないかも。

逆に一風堂さんのような全国展開のお店の場合、グループ内で選挙割をやってる/やってないが分かれると、やはり「面倒」になる可能性もあります。

そもそも的には、参院選が終わって単純に「達成感」を得てしまい、やる気の面で燃え尽きてしまった可能性も考えられます。

選挙割、やりませんか?

と、ここまでいろんな可能性を考えてみましたが、それでも「選挙割」は実行しやすいプロモーション手法には間違いありません。

「ネットで情報がない」のも、逆に言えば「今なら目立つ」ということです。
これは同じことをやってる相手の少ない、今だからこそのアドバンテージ。

そこで、選挙割をやるお店があったら「期日前マップ」で紹介します

選挙割の告知広報の難点は、終わった後も情報がネットに残ってしまうこと。「昔の他店の情報が出ていて、今やってる自分のお店の情報が出てこない」では、残念ですよね。
探す方も、昔の情報がゾロゾロ出てきたところで困ります。

その点、期日前投票所のマップは、毎回「使いきり」のマップです。
投票所の受付日時は選挙のたびに変わりますから、同じマップは使えません。マップに載ってるお店の情報は、その時だけの情報になります。

つまり、新しいマップを見れば、今のお店の情報が分かる。単純明快な設計です。

もちろん、古いマップも古いマップとして残しておけば、昔の情報として保存されて参照されます。これはこれで、お店の宣伝効果としても持続します。悪い話ではありませんよね。

ということで、選挙割するお店を募集します!

掲載に際して手間のかかることは不要です。こちらも手弁当でやってますので(というか弁当を食う時間やお金もないって感じだ)、極力シンプルに行きますね。

・お店の情報(名前、場所、連絡先)
・サービスの情報(内容、期間、除外規程)
・その他なんでもアピールポイント(写真OK)

を頂ければ、こちらで紹介させて頂きます。

今のところ契約書とかも用意なく、ワカゾウさんのように候補者の関係者を除くとかも行いません。そういう意味では「やったが勝ち」でスタートです(問題が出たら、そこの時点で考えるとして)。

お店の情報「オープンデータ」として活用します

一点だけ、このサイト特有のお願いがあります。それは、頂いた情報を「データとして」公開もすると言うことです。

ちょっと分かり難いと思いますが、例えば期日前投票所の場合、マップの他に、投票所の元データを「リストの形」でダウンロードできるようにしています。

2016期日前投票所 一覧リスト ダウンロード

 

これにより、誰でも同じようなマップを作ったり、他の情報と掛け合わせて独自の分析や、視覚化を行うことが可能となります。これは個人でも大学でも企業でも、あるいはお店自身でも可能です。誰にでも開かれている、自由で公平、オープン&フラットな情報です。

このようにデータを公共的に扱うことで、みんなが自発的に協力参加しwin-winになる。それが、オープンデータスタイルです。

「私有独占」ではなく「シェア」をする、最近流行りのシェアハウスや、カーシェアリングなどにも通じる、世の中の流れに乗った取り組みです。

ということで、都知事選の選挙割については、下記のリンクからご登録くださいませ。

2016都知事選 せんきょ割 情報シート


なお、現在、ワカゾウさん、一風堂さん、早稲田商店会さんに、都知事選での選挙割の状況をメールで問い合わせていますが、お返事は頂けておりません。あったら、追記していきますね。

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